2021キッズデザイン賞受賞!!
2021キッズデザイン賞受賞いたしました!!
『子どもも大人もワクワク、ドキドキ。』をコンセプトに、子どもにとってはもちろん、保護者にとっても、そして保育者にとって幸せになれる環境を追求して設計したこども園です。
こども園での教育は、子どもの自発的な遊びを「学び」と捉えてます。これからの時代を担う子どもたちが自発的に環境と関わりを持ち、豊かな学びを得ることができるための環境とは何なのか?
保護者が安心して預けることのできる環境とはどんなものなのか?そして、それを支える保育者の幸せは?子どもの育ちと保護者の幸せ、そしてそれ支える保育者の姿を想像したとき、保育の未来は明るいと感じています。
保育スペースは扉がない繋がりのある開放的な空間となっており、「おはようございます。」と園の門を開いた瞬間から異年齢での交流が自然と行われています。子どもの自発的な学びを促すよう、園全体がゾーニングされており、
道具や素材を使って製作する「アトリエ」
→アトリエ
子どもの活動によってフレキシブルに変化する「プレイルーム」
→プレイルーム
年齢を問わず異年齢での「コーナーあそび」、そして園の中心にあるランチルームでは、開放的な中でバイキングスタイルのランチタイムが始まります。
→ランチルーム
大人のための空間もゾーニング。「保育ラボ」は職員の研究スペースとミーティングルームを確保し、「tetoteカフェ」は保育者や保護者がホッと一息できるスペースで自然と子どもの会話が弾みます。
→保育ラボ
保護者のための空間もゾーニングされています。玄関のアプローチからはすぐに、親子が集う「子育て支援ルーム」、ホッと一息つける「tetoteカフェ」に繋がっています。1F、2Fにはそれぞれ親子で利用できる「絵本のゾーン」を設置し、毎日貸出を行っています。その他にも、「授乳室」や「談話室」も完備していて、子ども同様、保護者にとってもワクワク、ドキドキするような環境になっています。
→tetoteカフェ
子どもたちの保育のための空間と大人が使用する空間をそれぞれゾーニングすることで、子どもにとっての自発的な遊びを促す保育環境と、そこで働く保育者にとっても良い労働環境づくりができました。中央に吹き抜けを設け、扉や壁を設けないことで園舎全体が一つの繋がりのある空間となり、自然と子どもの笑顔が生まれます。
ノンコンタクトタイムの確保は、子どもたちと直接かかわる保育者にとって保育のために必要な時間であり、保育者や保護者と連携や情報の共有が可能となり、そこに自然と笑顔が生まれます。
園庭にも、子どもの五感を引き出す環境が用意されています。木材を自由につって製作する「木工工房」やジャブジャブ池横にある「泥団子工房」、「三輪車コース」にはなんとガソリンスタンドも。園全体が子どもの自発的な遊びを促す保育の環境となっています。
→泥団子工房
→木工工房
まさに「子ども」、「保護者」、「保育者」にとってワクワク、ドキドキするような豊かな保育環境になりました。
令和2年4月にコロナ禍の中でオープンした当園ですが、これからも職員一同で対話を重ね子ども、保護者、そして保育者が幸せになれる環境を追求していきたいと思います。
関係者の皆様本当にありがとうございました。